絶版

免疫系

炎症と免疫 2026年1月号 (Vol.34 No.1)
炎症と免疫 2026年1月号 (Vol.34 No.1)

竹内 勤,大石 由美子亀田 秀人, 高柳 広, 廣畑 俊成,藤尾 圭志

2,000

円 (税別)

【特集】

〈Basic Science〉自己免疫寛容の維持と破綻

免疫システムは胸腺における中心性免疫寛容と末梢性免疫寛容の二重構造により、自己への過剰な反応を抑制し恒常性を維持している。しかし、遺伝・環境因子の相互作用によりこの均衡が崩れると自己免疫疾患が発症する。本特集では、T細胞の分化・選択からネオセルフの提示機構、制御性T細胞による寛容制御まで最新知見を概説し、自己免疫寛容の維持と破綻の分子・細胞基盤を統合的に理解する。

〈Clinical Science〉ここまで進んだJAK阻害薬の臨床

JAK/TYK阻害薬は、経口投与による高い即効性と高い有効性から、多様な免疫疾患で繁用されている。一方で、心血管イベントや悪性腫瘍を含む長期使用時の安全性の確保が重要な課題となっている。本特集では、基礎的なシグナル制御機構を整理した上で、関節リウマチ、皮膚免疫疾患、炎症性腸疾患における最新のエビデンスと臨床経験を概説し、本療法の現状と課題を横断的に解き明かす。


<目次>

■ 特集

〈Basic Science〉自己免疫寛容の維持と破綻

・序(荒瀬尚)

・T細胞によるセルフとネオセルフの識別(柴田万絢 ほか)

・制御性T 細胞(三上統久 ほか)

・胸腺髄質の自己抗原発現と中枢性免疫寛容(室龍之介 ほか)

・末梢性ヘルパーT細胞による新規パラログサイトカインを介した炎症制御(吉富啓之)

・胸腺におけるT細胞の分化機構(秋山泰身 ほか)

〈Clinical Science〉ここまで進んだJAK阻害薬の臨床

・序(渥美達也)

・JAK/TYK2シグナルの生理学と病理学(松田正 ほか)

・関節リウマチ(平田信太郎)

・乾癬(山口由衣)

・円形脱毛症とアトピー性皮膚炎(峠岡理沙)

・炎症性腸疾患における現状と今後の展望(仲瀬裕志)

■連載

【RISING STARS】

・幹細胞様とエフェクター末梢性ヘルパーT 細胞は,関節リウマチで異なる細胞分画を構成する(増尾優輝)

・シングルセル・空間マルチオミクス解析が拓くシェーグレン病の病態解明と個別化医療への道(稲毛純)

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■編集主幹

竹内  勤(埼玉医科大学学長/慶應義塾大学名誉教授)

■編集幹事

大石由美子(東京科学大学大学院医歯学総合研究科病態代謝解析学教授)

亀田 秀人(東邦大学医学部内科学講座膠原病学分野教授)

高柳  広(東京大学大学院医学系研究科免疫学教授)

廣畑 俊成(帝京大学医学部客員教授/信原クリニック副院長)

藤尾 圭志(東京大学大学院医学系研究科内科学専攻アレルギー・リウマチ学教授)


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