
【特集】
何が見える? 空間トランスクリプトーム解析が変える消化器病学
従来のBulkやSingle-cell解析では削ぎ落とされていた「細胞の位置情報」と「隣接細胞との関係性」を解き明かす新技術、空間トランスクリプトーム解析。本特集は、その基本原理から消化器領域への応用、病理AIとの統合、臨床実装までを体系的に網羅した最前線がわかる一冊である。
<目次>
■ 座談会: 空間トランスクリプトーム解析は消化器病学をどう変えるのか?
児玉裕三/牧野祐紀/牛久哲男/藤原直人
■ 特集
・Overview (序) (児玉裕三)
・単一細胞解析に「場所」を与える空間トランスクリプトーム解析 ―ヒト胃粘膜アトラスを例に― (坪坂 歩 ほか)
・膵がん研究において空間トランスクリプトーム解析で何が見えるのか? (牧野祐紀)
・肝発がん研究における空間情報の意義 (藤原直人 ほか)
・大腸がんにおける空間トランスクリプトーム解析 ~腫瘍進展と微小環境の空間的理解~ (安村健人 ほか)
・病理診断学からみた空間トランスクリプトーム解析の可能性:胃がんを中心に (花村優太 ほか)
・本号の表紙: 空間トランスクリプトーム解析が描く消化器病学の新展開 (編集部)
■連載
【消化器医師が実践する実験手法とピットフォール】
・第8回 ウエスタンブロッティング―泳動編 (江口暁子)
【日本から発信されたサイエンス】
・No.72 細菌性便秘:ムチン分解性腸内共生細菌による便秘発症機構 (濵口知成 ほか)
・No.73 ニッチを保持した腸管オルガノイド移植のラット短腸症候群に対する治療効果 (遠藤龍眞 ほか)
【知って得する 消化器腫瘍学っておもしろい!】
・第2回 消化器がんの「裏方さん」が主役だった話 ―腫瘍間質という名脇役 (笠島裕明)
【Lab. Scope】
・第18回 研究室にようこそ (佐藤尚子)
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■編集幹事
児玉 裕三(神戸大学大学院医学研究科内科学講座消化器内科学分野教授)
佐藤 尚子(理化学研究所生命医科学研究センター空間免疫制御理研ECL 研究ユニット)
猿田 雅之(東京慈恵会医科大学内科学講座消化器・肝臓内科主任教授)
高見 太郎(山口大学大学院医学系研究科消化器内科学教授)
土屋輝一郎(筑波大学医学医療系消化器内科教授)
仲瀬 裕志(札幌医科大学医学部内科学講座消化器内科学分野教授)
久松 理一(杏林大学医学部消化器内科学教授)
■名誉顧問
溝口 充志(久留米大学医学部免疫学講座主任教授)
渡辺 守(順天堂大学医学部特任教授)