
【特集】
腰椎椎間板ヘルニアに対する最新の治療戦略―保存療法から低侵襲手術までの実践的アプローチ―
本特集は、腰椎椎間板ヘルニア(LDH)に対する最新の治療戦略を、保存療法から低侵襲手術まで実践的に解説したものである。2026年の日本低侵襲脊椎治療学会(JASMIST)発足や超高齢社会という背景をふまえ、画像評価、保存的治療の実践、内視鏡手術の適応、高齢者や難治例への対応など幅広いテーマを網羅している。さらに、臨床現場の疑問に答えるQ&Aや専門家による座談会も収録されており、すべての整形外科医にとって日常診療の指針となり、患者のQOL向上に役立つ一冊。
<目次>
■ 座談会:腰椎椎間板ヘルニア治療の最適解 ―JASMIST時代における保存療法と低侵襲手術―
髙野裕一/成田渉/中川幸洋
■ 特集
・Overview (序) (髙野裕一)
・腰椎椎間板ヘルニア診療のアルゴリズム (高橋寛)
・神経ブロック・低侵襲治療による保存療法:難治症例への対応 (中川雅之)
・画像診断の実際:高精度局在診断によるピンポイント手術への活かし方―balanced steady—state free precession MRIの有用性― (岩井宏樹)
・腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡下手術(MED・FED・UBED) (土肥透 ほか)
・高齢者腰椎椎間板ヘルニアの治療戦略 (山口雄士 ほか)
・再発・難治例への対応 (新田智久 ほか)
・クリニカルクエスチョン①: 腰椎椎間板ヘルニアにおける手術適応の時期と判断基準~腰椎椎間板ヘルニアでは,どの時点で手術を考慮すべきか?~ (酒井大輔)
・クリニカルクエスチョン②: 若年者および高齢者の腰椎椎間板ヘルニアに対して保存療法はどこまで有効か? (二階堂琢也)
■連載
【処方エキスパートへの道】
・ナルデメジン (鉄永倫子 ほか)
【治療選択 誌上ディベート】
・人工股関節全置換術(THA)における治療選択: 後方アプローチ vs CPP
[後方アプローチの立場から]濱田英敏
[CPPの立場から]坂越大悟
【明日から役立つ外来の工夫】
・頚椎神経根ブロックの実際 (佐々木克幸)
【自宅でできるリハビリテーション】
・外来での骨折予防運動の進め方 (岩本潤)
【施設探訪 ―より良いロコモ診療を求めて―】
・社会医療法人中山会宇都宮記念病院 (三輪道生)
【ロコモティールーム】
・フィンランドにてロコモを想う (山下敏彦)
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■編集主幹
田中 栄(東京大学大学院医学系研究科外科学専攻感覚運動機能医学講座整形外科学教授)
■編集幹事
秋山 治彦(東海国立大学機構岐阜大学大学院医学系研究科整形外科学教授)
石橋 英明(医療法人社団愛友会伊奈病院 副院長/整形外科科長)
西田圭一郎(岡山大学学術研究院医療開発領域運動器疼痛センター教授)
宮腰 尚久(秋田大学大学院医学系研究科整形外科学教授)